卒乳とむし歯・その2

MOTO

2021年03月08日 10:44



先週、市が管轄する1歳半の歯科健診を行いました。

その時、気になったのが卒乳時期です。


むし歯予防の観点から卒乳時期について説明します。


哺乳びんの不適切な使用や夜間の授乳によるむし歯は、

前歯を中心に急速かつ広範囲に広がります。

誤解がないように述べますが、

授乳のみでむし歯ができることはありません。


離乳食が始まると、砂糖を含む食品や

果糖などジュースを取り始めます。

この時期は、離乳食も食べるために

むし歯のリスクが高くなります。


特に注意すべきは就寝しながらの授乳です。

就寝中は唾液分泌が減るため、

むし歯ができやすい口内環境となります。


厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、

離乳は生後12か月~18か月頃が望ましいといわれています。


むし歯予防の観点から卒乳は、

離乳時期をめどにすることが望まれます。





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