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2015年12月07日

銀歯のはなし

銀歯って見た目が良くないから嫌がられますよね。

前歯も目に触れる部分にレジンとよばれる白い樹脂を貼った銀歯なのです。



国内で保険適応の銀歯の材料は12%金銀パラジウムという金属です。

実はこの金属、世界の中で日本でしか使われてません。



この金属の内訳は50%が銀、20%がパラジウム、16%が銅、12%が金、

その他2%(亜鉛、インジウム、イリジウム等)の銀合金です。


この配合になったのには理由があります。

銀は腐食しやすい金属なので金を混ぜて、耐蝕性を補っています。

また、銀のもろさを補うためにパラジウムが入っています。




この金属の成分の中で問題となるのが、パラジウムです。

パラジウム単独では、金属アレルギー検査では、約半数の人に

陽性反応が出まるといわれてます。

ドイツ国内では、歯科治療においてパラジウムを含まないの金属を

使うよう推奨しています。

パラジウムは身体に良くないと広く認識されているのですね。



最近、日本でも一部の奥歯にメタルフリー(金属を使わない)の

被せ物が保険適応になりました。




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Posted by MOTO at 16:25Comments(0)審美歯科