2015年12月02日
最近の口腔癌について
週末、日本顎咬合学会認定医教育研修会に参加してきました。
そこで、トッピックス的な話をご紹介します。
口腔癌についてですが、相変わらずわが国では増加傾向にあります。
以前は圧倒的に男性の発生率が高かったのですが、
今は女性の発現率が上がっているそうです。
背景には喫煙、飲酒等の問題があるようですが・・・。
そして、口腔癌の治療成績については悪化しているようです。
癌全般の治療成績の指標である5年生存率は、
口腔癌では60%とあまり芳しくなりません。
原因は重症化(ステージ3)での受診が多く、
切除範囲が広くなり、治療困難となるためです。

昨今、様々な癌に対して予防的方法が見つかりつつあります。
しかしながら、もし癌になったら早期発見早期治療が大原則です。
口腔癌では初期に、患者さんの自覚症状はほとんどありません。
早期発見できるか否かは、毎日患者さんの口腔内を診ている
我々、歯科医師に係っていると思います。
歯周病やむし歯だけでなく、歯肉、舌、頬、口底部などの状態を
癌になってないかと疑いながら、チェックすることにより、
口腔癌の治療成績は向上し、命を救えます。
みなさんもお口の中に治りにくい口内炎等気になれば、
できるだけ早めに歯医者さんで相談されてくださいね。
◇田尻歯科医院のホームページは こちら をご覧ください。
◇お口に関する健康や口臭予防のセミナーを行っています。
セミナー依頼などは こちら をご覧ください。
◇口腔化粧品テュアについては こちら をご覧ください。
そこで、トッピックス的な話をご紹介します。
口腔癌についてですが、相変わらずわが国では増加傾向にあります。
以前は圧倒的に男性の発生率が高かったのですが、
今は女性の発現率が上がっているそうです。
背景には喫煙、飲酒等の問題があるようですが・・・。
そして、口腔癌の治療成績については悪化しているようです。
癌全般の治療成績の指標である5年生存率は、
口腔癌では60%とあまり芳しくなりません。
原因は重症化(ステージ3)での受診が多く、
切除範囲が広くなり、治療困難となるためです。

昨今、様々な癌に対して予防的方法が見つかりつつあります。
しかしながら、もし癌になったら早期発見早期治療が大原則です。
口腔癌では初期に、患者さんの自覚症状はほとんどありません。
早期発見できるか否かは、毎日患者さんの口腔内を診ている
我々、歯科医師に係っていると思います。
歯周病やむし歯だけでなく、歯肉、舌、頬、口底部などの状態を
癌になってないかと疑いながら、チェックすることにより、
口腔癌の治療成績は向上し、命を救えます。
みなさんもお口の中に治りにくい口内炎等気になれば、
できるだけ早めに歯医者さんで相談されてくださいね。
◇田尻歯科医院のホームページは こちら をご覧ください。
◇お口に関する健康や口臭予防のセミナーを行っています。
セミナー依頼などは こちら をご覧ください。
◇口腔化粧品テュアについては こちら をご覧ください。
Posted by MOTO at 10:59│Comments(0)
│口腔外科
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