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2022年06月17日

ドライマウスと口臭症



日本口臭学会第13回学術大会の情報を抜粋してお届けします。



一般に口腔乾燥は、口臭の原因一つといわれています。

しかし、「口臭があるので、口腔乾燥症を治してほしい」とか

「口臭が消えないので、口腔乾燥の治療をしてほしい」とか

口腔乾燥の治療で口臭が消失するという解釈は正しくない。

口腔乾燥(ドライマウス)とは、

患者さんの主観的な口腔乾燥の自覚症状と

術者からみた客観的な口腔乾燥の他覚的な徴候の

両方を包括した用語です。

患者さんが口腔乾燥感を訴え、

治療のために受診した場合に口腔乾燥症と診断される。


口腔乾燥感の原因は、

唾液腺機能異常がある場合とない場合がある。

機能異常がない場合は口呼吸による唾液の蒸発、

口腔の体性感覚の神経障害がある。

神経障害とは、舌痛症(口腔内灼熱症候群)や

異常感覚があり、乾燥感やネバネバ感を訴える。

唾液腺機能異常がない場合、

体性感覚の神経障害のなかに、乾燥があるので

口臭が出るという思い込みで

口臭を訴える患者さんがいる。

口臭の原因は多岐にわたるため、

原因究明とその対処が基本です。





当院は予防歯科に力を入れています。

また、口腔外科、歯周病治療、インプラント治療、

口臭治療、咬み合わせ治療を重視しています。

一生自分の歯で噛みましょう!

田尻歯科のホームページは
 コチラ


  


Posted by MOTO at 14:21Comments(0)口臭口臭の治療方法