2013年12月06日

私、舌がんかも?



甘利明経済再生担当相が早期の舌がんと診断 されたとの報道があしました。

有名人のがんに関する報道があると必ず、「私も癌では?」と心配する方々が増えるようです。



今朝も田尻歯科に通院中の患者様が”舌に何かできている”と気にして来院されました。

話を伺うと私も”舌がんでは”と心配していたらしいです。

早期の口腔癌は口内炎のような様相をしており、診断が難しく、口腔癌は口腔外科 という専門の診療科目で

治療を行います。そのため、一般の開業医では口腔癌の早期発見に努め、疑わしい場合には大学病院などを紹介します。



私が大学病院の口腔外科を退局して、当院へ帰って来た1年目は3名の早期の口腔癌の患者様が たまたま来院。

それぞれ、まさか自分が口腔癌になったとは思いもせず、むし歯や歯周病の治療を受けていた患者様ばかりでした。

早期の癌は自覚症状は比較的ない場合が多いが、口腔癌は全身の癌に比べて発病率は低い傾向にあります。

大学病院時代を振り返ると自分で癌では?と心配し来院する患者様はほぼ、癌でない方ばかりでした。





当院で、口腔癌の早期された患者様は1日にバーボン1本空けるなど特殊な飲食生活等、これでは癌になりやすいな

という方々ばかりで、誰もが簡単に癌にならないと思います。




「私、癌では?」と思ったら、いろいろ悩まず直ちに大学病院の口腔外科 や専門医に診てもらいましょう。




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田尻歯科医院は口臭治療を行っております。

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Posted by MOTO at 11:54Comments(0)口腔外科